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瓦屋根には定期的なメンテナンスが必要です!
近年では、新築住宅のほとんどを洋風住宅が占め、屋根はスレートやガルバリウムなどが大半です。
しかし、ここ京都では今でも瓦屋根の住宅が愛されているなと感じます。
かく言う私も建築・リフォーム業という職業柄、様々な住宅に携わっていますが、やはり日本らしさを感じる瓦屋根が好きですね。
そんな瓦ですが、非常に長い耐用年数を誇り、高い耐久性・耐熱性を持った非常に優秀な屋根材です。
しかし、だからと言って全くメンテナンスをしなくても良いかというと、決してそういう訳ではありません。
実は、瓦も定期的なメンテナンスを行わないと、雨漏りの原因や建物の腐食に繋がりやすいという特性があります。
というのも、瓦の特性上台風などで瓦が割れてしまったり、何らかの原因によりズレが発生した場合にはそこから雨漏りが発生する恐れがあります。
一見まだまだ長持ちしそうな瓦屋根も、知らないうちに老朽化・腐食化している可能性は大いにあるのです。
また、瓦と瓦をつなぐ漆喰の耐用年数は20年です。
いくら瓦自体がまだまだ丈夫で耐用年数が数十年残っていても、それをつなぐ漆喰が劣化してしまえば漆喰崩れが起こり、瓦が屋根から落下する危険性や屋根が崩落する恐れもあるのです。
非常に長い耐用年数を誇る瓦屋根ですが、それも定期的なメンテナンスをしっかり行ってこそだと忘れないようにしてください。
京都では瓦屋根の住宅に住まれている方も多いです。
趣きがあって本当に素敵なことだと思いますので、ぜひ綺麗な美観を維持するためにもしっかりとメンテナンスを施してください。
ただ一点、ご自身で瓦屋根に登って状態を確認するのは危険なので絶対にやめましょう!
プロの屋根修理業者さんにお任せするのが一番安心です。