このページでは「京都の屋根修理業界の裏事情とは?変わりゆく京都の屋根修理業界!」をご紹介しています。
ぜひ皆様にも知ってほしい、変わりゆく京都の屋根修理業界
近年、京都に限った話ではないですが、日本の屋根業界が少しずつ悪い方向に変わりつつあります。
一昔前までは、屋根修理といえば地元の工務店や屋根修理業者に依頼するのが一般的でした。
地元に根付いた屋根修理業者に依頼することで、施工後もずっと続く屋根のメンテナンスや定期診断を信頼できる業者に任せることができました。
しかし近年では、「自社に屋根職人がおらず、営業マンしかいないようなリフォーム会社」が乱立しています。
これは小規模のリフォーム会社に限らず、「〇〇リハウス」「〇〇ホーム」など、〇〇には大手企業の名前が入るようなリフォーム会社も当てはまります。
営業マンしかいないような屋根修理業者でも、屋根工事をしっかり適正価格で行なってくれれば問題は無かったかもしれません。
ところが実際には、営業マンが営業活動を行うことで仕事を受注し、皆様から受注した仕事は全て下請け屋根修理業者に丸投げしているのです。
そして少しでも利益を出そうと、屋根職人の日当の値下げや手抜き工事の指示が横行しているのです。
手抜き工事を行うことで工期を短くし人件費を安く抑える、本来必要な材料を使わず材料費を抑えようとする訳です。
このような背景には、インターネットや広告業界の発展が関与しています。
上述のように皆様からの依頼を全て丸投げすることによって、誰でも簡単にリフォーム会社を名乗り商売ができるようになってしまったのです。
そして、現実問題として屋根職人の日当の値下げや手抜き工事の指示など数多くのトラブルが発生しています。
これは全国的に問題となっている建築業界全体の課題であり、消費者庁も問題視しています。
しかし、ここ京都は他府県には無い伝統や文化を持っている場所であり、新興の胡散臭い企業を自然と受け入れない土壌があります。
そのため、全国的に幅を利かせている営業リフォーム会社でも京都からの撤退を決める会社が年々増加しているのです。
これは『京都人が本質を見極める目を持っている』と言い換えても良いでしょう。
そのため、歴史ある京都の屋根を守ってくれている屋根修理職人さんは、他府県と比べると比較的しっかりと取り組むことができているようです。
当サイトの管理人である私も京都が地元ですので、この話を聞いた時には本当に京都を誇らしく感じました。
これからも京都の伝統や文化、そして綺麗な景観を守るために、屋根工事はしっかりとした地元京都の屋根修理業者さんに依頼しましょう。